アメリカの真実

公開前からた気になっていた映画を観るため午後、有楽町まで行って来ました。

奴隷の子として生まれ、7人ものアメリカ大統領に仕えた執事の実話
2010年に90歳で亡くなったこの方の人生そのものが奴隷制度、黒人差別、公民権運動の
歴史であり、これまであまり海外に知られなかったアメリカの真実だと思います。


わずか数十年前まで白人が黒人を殺しても罪にならなかったアメリ
レストランもバスも公衆トイレも白人と黒人は別々。。


僕自身も1980年年代の始め、アメリカ南部テネシー州にある大学に留学していた時
何度か露骨な差別を受けた経験がありますが、今日はその時のことも思い出しました。


これまでのアメリカの歴史を考えると黒人であるオバマ大統領の誕生は
辛い日々を送ってきた多くの人々に勇気と希望を与えました。
まさに“Yes,you can!”
でもそのオバマ大統領でさえ、差別を受けることがある。。


残念ながら、アメリカ国内には今でも白人専用のコミュニティやホテル、プールなどが
たくさん存在しています。
人としてどうあるべきか。。今日はいろいろと考えさせられる一日となりました。