これが銀行??

長崎県佐世保に出張中、市内中心部にあるいつも不思議に思っていた建物
確認して来ました!


実はこれ地元の親和銀行本店の建物、オフィスビルです。


(以下「建築マップ」より抜粋)
この不思議なデザインは懐霄館(かいしょうかん)という難解な名前が付いています。長崎県諫早産の砂岩に覆われたファサードは一見すると西洋建築風ですが、しかしこんな不思議なデザインはちょっと見たことがありません。

微妙なカーブを描く壁面に中央のスリット、洞窟のようなエントランスとその上の丸窓、頂部の緩い勾配屋根。これら脈絡のない要素が全体としては調和を保っているとは、驚くべきデザイン力です。


孤高の建築家 白井晟一の代表作
「孤高の・異端の」と称される建築家の筆頭といえば白井晟一でしょう。戦前のベルリンで哲学者のヤスパースに師事したという異色の経歴の持ち主で、モダニズムとは一線を画した独自の路線を歩み続けました。その彼の代表作とされるのが長崎県佐世保市親和銀行本店