博多で出会った『ビンテージビル文化』を創るプロデューサー

福山から佐世保への移動日の今日。。
福岡市(博多)にあるとっても気になっていたS社を訪問

ありがたいことに、S社長から直接お話しをうかがうことができました。

この会社、老朽化したビルをただ再生(リノベーション)するのではありません。
そもそも年数を経過したビルには、造りが良くてパーツのデザインがキラリと光る
秀逸なビルが多く、その魅力を生かしつつ時間をかけて熟成させながら
人がつながる建物に育てていく。。それがビンテージビルというわけだ!


そしてこのS社長、ご自身の著書の中で次のように言われています。
「これまでの日本には、長く建物を使う発想がなかったため
長期的ビル経営の視野さえ希薄でした。
この私たちの取り組みの社会的・経済的な効果が、今後確認できるようになれば
全国の都市問題の一つを解決するモデルになるのかもしれません。」


同感です。
特に鉄筋コンクリート造のビル、マンションについては
今はスクラップアンドビルドではなく、バリューアップして利用し続けるストックの時代
もちろん、費用、安全性、収益性などを総合的に判断した上での話ですが。。
僕たちも既成概念にとらわれることなくケースバイケースでその建物にとって
そしてオーナー様にとってのベストの選択をご提案してまいりたいと考えています。



それにしてもやっぱり全国には、オリジナルのビジネスモデルで地域貢献している会社が
まだまだあるんだなぁ。。と思い
なぜかとってもハッピーな気持ちになった僕でありました♫


A棟のエントランス
この建物築55年、2012年に福岡市都市景観賞を受賞

階段。。手すりも味があります♫

こちらは築46年のビル

耐震補強工事も完了
このカラーリング、アクセントになってる〜♫

1階のテナント内部、拝見させていただきました。
いかにもビンテージビルに似合うショップです。