僕たちの作ってきたもの

福山に出張中です。
打ち合わせを終えた僕は癒しを求めて
最近お気に入りの天然温泉へ向かいました。



‥と思いきや!
トイレを借りようと車で立ち寄ったスーパーの駐車場で見かけた
レトロな看板に『もつ鍋』の文字‥。ビビビ!
55歳近くのこの身体がスタミナを求めてたんだなあ〜♫


のれんをくぐり店内に入ると懐かしい看板がコレクションされていた。
このようなお店は良くあるものだが、何だか今の僕に心に響くものがあった。


古い古材を集めてつくられた内装
何処かで使われていた案内の看板
僕が小さい頃見た映画のポスター


年明けフランスから帰ってから日本らしさって見当たらない。
この島国はいったい何を誇りにもっているんだろう?と考えずにいられませんでした。



昭和レトロと言う言葉がありますが
駄菓子屋で大人買いする気持ちや
ディスプレイをこのようにする気持ちが本当は懐かしいと言う感情だけではなくて
一生懸命だったこの時代を認めているんじゃないかな?と思います。
看板に使われている書体が良かったり
木の温もりが良かったり、梁がかっこ良かったり
自分たちの技術やセンスの良さは目を引くものがあるのだと思います。
もっと、もっと元から持っているものを認めて
日本らしさを出したものを作っていけたらと思います。
ペコちゃんの看板の赤の色が美味しそうですね!