いま、伝えたいこと〜きっと笑える2011製作委員会〜

2011 東京国際映画祭出展作品
監督、制作:こどもたち
総監督:井出広法
メニュー:
東日本大震災の被災地のこどもたちからのメッセージ
●挿入歌 生演奏 RyoHey
料金:無料

何か伝えようと、こども達の真剣なメッセージが目に飛び込んできました。
音声から映像、演出まで こどもたちが独自で作り上げた作品です。
監督で発案者の井出さんは奥様がいわき市出身ということもあり
震災後、物資をもって何度も被災地を訪れたそうです。


そんな中ひとりの少女との出会いがこの作品を作るきっかけとなったそうです。
その少女は避難所を訪ずれた彼に欲しいものは?と聞かれ
「傘と、雨ガッパが欲しいです」と答えたそうです。
高校生の彼女は福島原発から30キロ圏内に住んでいたため
少し離れた所に避難しています。
彼はなんとなく分かったそうですが、「どうして?」と聞いたら
「これから結婚して子供も産みたいから、雨に打たれたくない。」とい
ハッキリ彼に言ったそうです。
彼はその時、このことを伝えなくてはいけないと思ったそうです。

「この子供達のメッセージ(映像と声)を全国の一人でも多くの人に伝えたい!」
「宿泊代と交通費を負担していただければ、僕は何処にでも話しに行きます。」
と彼はいいます。
普段は、東京で映像関連の仕事をしている井出さん
彼が特別なのではなく、僕も同じ人としてやはり何かできることをしていきたい。
とにかく、活動を応援します!


そして最後に福山出身でこの映画の挿入歌を担当したRyoーheyが
その曲を熱唱してくれました。
時間の関係で一曲になってしまいましたが余りにも心の伝わる歌だったので、
もう一曲聴きたいとリクエストしてしまいました!
彼は「歌っても良いんですか?」と照れながら
ギターを肩にかけ嬉しそうに歌い始めました。

震災は多くの事を教えてくれています。
僕自身、この子供達から学んだ繋がりを大切にしたいと思いました。

最近は身近な所で二人の息子に学ぶ事も多いんです…


彼がこのメッセンジャーです。


場所を提供してくださった『エスアンドティカラー」のお店の店内です。
こうしてイベントを開催したり、隣ではヨガの教室をひらいていたり
楽しい空間です。次回は是非ランチを楽しみたいと思います♪